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チャイナマネー、韓国証券市場に3兆2250億ウォン投資

チャイナマネー、韓国証券市場に3兆2250億ウォン投資

Posted October. 09, 2014 03:20,   

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「チャイナマネー」が、韓国国内上場株や債権を総なめし、今年の純粋投資額が3兆ウォンを超えている。

8日、金融監督院によると、年明けから9月にかけて、中国資金の国内上場株の買い越し額や上場債権への純粋投資額は、計3兆2250億ウォンと、国別集計でトップに立った。

中国資金の国内上場株の買い越し価格は、計2兆360億ウォンと、米国(3兆9980億ウォン)や日本(2兆5130億ウォン)より少なかったが、上場債権への純投資額は1兆1890億ウォンと、他の国より圧倒的に多かった。2位は米国であり、3兆1290億ウォンを買い越しし、日本は2兆5960億ウォンを買い付けて、その後を継いだ。一方、英国資金は今年、国内株や債権ともに6兆2050億ウォンを売り越した。国内証券市場に流れ込む中国系資金の出所は、適格国内機関投資家(QDII)や国富ファンドの中国投資公社(CIC)、国家外国為替管理局(SAFE)、投資公社などだ。

QDIIとは、中国政府から、海外株などへの投資のための許可を得た中国の銀行や証券会社、保険会社などを指す。大宇(テウ)証券のノ・アラム研究員は、「6月末基準で、QDIIファンドが保有している韓国株の規模は、42銘柄、3500億ウォン程度」とし、「主に、三星(サムスン)電子やポスコなど、大手株や農心(ノンシム)、オリオンなど、中国消費関連株を多く買い付けている」と話した。