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カーショー、NLDS第4戦も7回の悪夢 3ラン打たれてドジャース敗退

カーショー、NLDS第4戦も7回の悪夢 3ラン打たれてドジャース敗退

Posted October. 09, 2014 03:20,   

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ロサンゼルス・ドジャースの2014シーズンはエース投手クレイトン・カーショーの「7回惨事」で幕を閉じた。柳賢振のシーズンも終わった。

ドジャースは8日(韓国時間)、ナショナルリーグ・ディビジョンシリーズ第4戦で、カーショーを中3日で登板させる勝負に出たが、2−0でリードした7回無死1・2塁で、アダムズに逆転3点本塁打を許し、セントルイスに3−2で屈服した。ドジャースは昨年にもセントルイスにリーグチャンピオン決定戦の第6戦で破れ、ワールドシリーズ進出に失敗した。そのときも、先発はカーショーだった。

ポストシーズン通算1勝5敗に平気自責点5.12と振るわないカーショーは、ポストシーズンのセントルイス戦で4連敗と喫した。カーショーは、試合後「自分がなぜセントルイスを相手に苦戦しているのか、正直よく分からない」と話した。

ドン・マティングリー監督への批判も強まっている。今回のディビジョンシリーズでリリーフ陣が弱いことを考慮に入れても投手交代に問題があることが明らかになったからだ。マッティングリー監督は同日、「6回が終わった後、カーショーが大丈夫だと言った。7回の3打者だけを相手させるつもりだった」と言い、カーショーを交代させなかった理由を説明した。ヤシエル・プイグを代走者に出したことも批判の対象になっている。マッティングリー監督は、3度の試合で三振8個を喫し、同日はスタメンから外したプイグを9回に代走者で起用した。

フロントの問題も指摘されている。ドジャースは、チーム年俸で1位だが2年連続でワールドシリーズ進出に失敗した。リリーフ陣を強化できなかったのが決定的だった。ドジャースのネド・コレティGMは、先発投手のロベルト・エルナンデス、スイングマンのケビン・コレイアを今年に獲得した。しかし、いずれもプレーオフの25人のエントリーには含まれなかった。マッティングリー監督の責任も大きいが、チーム作りを担当するコレッティGMの無能も無視できない理由だ。

柳賢振は、今年ドジャースの3番手先発の地位を確実に固めた。懸念された2年生ジンクスもなかった。だが3度も負傷で外される問題点を露呈した。14勝7敗に平均自責点3.38と期待に見合った活躍をしたが、負傷で規定投球回数を満たすことはできなかった。柳賢振は、「今年は負傷が多かったので、何よりもシーズンの準備をしっかりしなければならないと思う。来年は200イニングに挑戦したい。昨年より良くなったのは、無失点試合が多かったことだ」と話した。