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大邱市長選で苦杯の金富謙氏、「涙ぐましい努力の結果」と李貞鉉氏の当選を評価

大邱市長選で苦杯の金富謙氏、「涙ぐましい努力の結果」と李貞鉉氏の当選を評価

Posted August. 01, 2014 10:48,   

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「底辺の民心はもはや『地域対立主義』に疲れている。李貞鉉(イ・ジョンヒョン)という人が正確にそこに入り込んだようだ」

野党新政治民主連合の金富謙(キム・ブギョム)元議員は31日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、7・30再補欠選挙の全羅南道(チョルラナムド)の順天(スンチョン)−谷城(コクソン)で当選した与党セヌリ党の李貞鉉氏に対する感想を語った。地域対立主義を破って当選した李氏の姿を見て、野党候補として慶尚道に挑戦したが、何度も苦杯をなめた自分の姿を振り返ったのだ。

金氏は、6・4地方選挙で新政治連合の大邱(テグ)市長選に出馬し、40.33%という意味ある得票を記録したが、結果は敗北だった。

李氏と金氏は2012年4月の総選挙でも落選した。金氏は大邱寿城甲に、李氏は光州(クァンジュ)西乙に出馬して40%に近い得票率を記録したが、地域主義の壁は越えることができなかった。

金氏は今回の再補選で李氏が勝利した最も主要な要因として、「誠実さが通じた」と一言で評価した。2004年、光州西乙で国政選挙に初めて挑戦した時、1%の支持率に終わった李氏が、ついに「全羅道の扉」を開いたことに対して、「李貞鉉の涙ぐましい努力の結果だ」と評価した。

全羅道で地域主義の壁を破った政治革命のボールは、すでに慶尚道に渡った。金氏は2016年の国政選挙で慶尚道にも政治革命が起こらなければならないという希望を語った。金氏は、「30年余りの間、政治を締めつけてきた地域対立主義も1つの偶像」とし、「その偶像は必ず打破されなければならない」と強調した。そして「慶尚道地域で生まれている地域主義打破という民心に正面から入り込む。大邱でも地域対立主義が破られるだろう」と意欲を示した。