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内乱陰謀罪で起訴の李石基議員、検察が控訴審で懲役20年求刑

内乱陰謀罪で起訴の李石基議員、検察が控訴審で懲役20年求刑

Posted July. 29, 2014 03:41,   

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内乱陰謀などの罪で第1審で懲役12年を言い渡された統合進歩党議員の李石基(イ・ソクギ)被告(52)などに対して、検察が控訴審ではさらに重い懲役20年と資格停止10年を求刑した。

検察は28日、ソウル高裁・刑事9部(イ・ミンゴル部長判事)の審理で行われた控訴審の結審で、「李議員が、大韓民国を敵と規定した革命組織(RO)を通じて、内乱犯罪を具体的に準備していたことを考慮すると、原審判決は軽い」とし、「一定期間社会から隔離しなければ、第2、第3の内乱陰謀事件につながりかねない」と求刑の理由を説明した。

内乱陰謀、国家保安法上の反国家団体の讃揚・同調などの罪で一緒に起訴された社会動向研究所代表のチョ・ヤンウォン被告やイ・サンホ、ホン・スンソク、キム・ホンヨル、キム・グンレ被告らに対しては、懲役15年と資格停止10年、ハン・ドングン 統合進歩党元水原市(スウォンシ)委員長に対しては懲役10年と資格停止10年が求刑された。

一方、結審に先立って、4つの宗教団体の指導者が、李石基など被告らへの善処を訴える嘆願書の提出を予定しているという報道が流れ、議論が起こる場面もあった。カトリック教の廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿は自筆で直接作成したものを伝え、曹渓宗、韓国キリスト教教会協議会、円仏教は「拘束者の家族たちが訪れ、人道的な観点から事前準備された嘆願書に署名した」という。一部では、「まだ裁判が進んでいる事件なのに、誰かが影響を及ぼそうとしているのではないか」という懸念の声も出ている。