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第1次世界大戦、銃声が鳴ったサラエボ、和解のメロディは流れたが…

第1次世界大戦、銃声が鳴ったサラエボ、和解のメロディは流れたが…

Posted June. 30, 2014 08:25,   

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ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで28日、第1次世界大戦の導火線になったオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子フランツ・フェルディナンド大公暗殺100年の記念式が行われた。

サラエボ市庁舎で行われた記念式では、オーストリアのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が欧州連合(EU)の国歌「歓喜の歌」を演奏した。指揮者のフランツ・ウェルザー=メストが指揮棒を上げると、ガヴリロ・プリンツィプとフェルディナンド皇太子夫妻に扮装した俳優が現れ、当時の銃撃を再現した。セルビア民族主義者のプリンツィプが撃った2発の銃声は、第1次世界大戦(1914〜1918年)につながり、死者1000万人を出した。

ボスニア・ヘルツェゴビナのバキル・イゼトベゴヴィッチ大統領は、「ボスニアの20世紀は第1次世界大戦に始まり、ボスニアの内戦(1992〜1995年)で終わった」とし、平和を望む心と知恵を強調した。オーストリアの最後の皇太子カール1世の孫のカール・フォン・ハプスブルクも、「ボスニアなくして『一つの欧州』の完成はありえない」と述べた。

イスラム信者であるボスニアと3年間内戦を行ったセルビアの指導者たちは、最近再建築されたサラエボ市庁舎内の国立図書館の入口にセルビア人のことを「犯罪者」と書いた看板があることを理由に記念式の出席を拒否した。歴史の和解が容易でないことを物語る。