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常習強盗犯にも電子アンクレットを装着

Posted June. 17, 2014 05:50,   

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法務部は16日、電子装置(電子アンクレット)の装着対象を19日から常習強盗犯にまで拡大することを明らかにした。これは、「特定犯罪者に対する保護観察および電子装置付着などに関する法」改正案の施行によるものだ。これに伴い、△強盗罪で実刑を宣告され、刑期を終えた後10年以内に再犯したり、△2回以上常習的に強盗をした場合、△常習強盗罪で電子アンクレットを着用していたにもかかわらず再犯した場合に装着対象となる。これまでは、性的暴行犯、未成年者誘拐犯、殺人犯だけが対象だった。

法務部は、常習強盗犯に電子アンクレットを装着した場合、再犯率を大幅に下げることができると見ている。矯正当局によると、2004〜2008年の性的暴行犯罪の再犯率は14.1%だったが、2008年9月に電子アンクレット制度が施行して以降、昨年には1.5%に下がった。法務部関係者は、「米国やフランスなども強盗など多くの凶悪犯罪に対して電子監督を実施している」とし、「強盗犯罪は性的暴行につながる可能性も大きく、電子アンクレットの装着による犯罪の抑制効果は大きいだろう」と見通した。

16日現在、全国の電子アンクレット着用者は1885人で、△性的暴行犯1561人、△殺人犯321人、△未成年者誘拐犯3人だ。法務部は、強盗犯が加われば、電子アンクレット装着対象者が今年の末までに2600人に増え、2015年末には3000人を超えると見ている。