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国内3大映画館、ポップコーンと飲料の価格が同一

国内3大映画館、ポップコーンと飲料の価格が同一

Posted June. 03, 2014 08:54,   

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韓国消費者団体協議会は、3大マルチプレックス映画館のCGV、ロッテシネマ、メガボックスで販売されているポップコーンと炭酸飲料の値段を調査した結果、3ヵ所の商品価格が同じであることから談合が疑われると、2日発表した。

消費者団体協議会の調査によると、3ヵ所の映画館で販売するポップコーンと炭酸飲料はサイズ別の価格がどこも同一だった。ポップコーン大サイズの価格は5000ウォン、中間サイズの価格は4500ウォンで、炭酸飲料の場合、大サイズは2500ウォン、中間サイズは2000ウォンで同一だった。ポップコーン1個と炭酸飲料2本をセットにしたコンボは8500ウォン、ポップコーン1個・炭酸飲料2本・ナチョス・イカのバター焼きで構成されたコンボ商品の価格も1万4000ウォンで同一だった。この他、ナチョス(3500ウォン)、イカのバター焼き(3000ウォン)、ホットドッグ(3500ウォン)の個別価格も同じだった。

これを根拠に消費者団体協議会は映画館3社に対する価格談合の有無を公正取引委員会が乗り出して調査すべきだと強調した。この団体は、「映画館市場はこの3社のシェアが93.6%に達する寡占市場だが、売店の商品価格はもちろん、映画観覧料まで同じ価格帯で形成されている」とし、「価格競争を通じて消費者により良いサービスを提供するために努力しなければならない」と話した。

しかし、関連業界は談合疑惑を全面的に否認した。ロッテシネマ側は、「売店のスナック供給価格は原価や流通費など多様な要素を考慮して決めたもので、他者と連合して価格を策定したことはない。談合疑惑は全く事実でない」と一線を画した。CGV側は、「談合をしたとすると、3社の価格策定時期が似ているのが自然だが、その時期がまちまちだ。談合説は説得力がない」と主張した。