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朴大統領、セウォル号ミサに出席

Posted May. 19, 2014 06:55,   

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18日午後12時、セウォル号の犠牲者と遺族のためのミサが行われたソウル明洞(ミョンドン)聖堂の大聖殿の最前列に朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が座った。朴大統領はミサ出席者約1000人と共に拳を握って自分の胸を叩き、「私のせいです、私のせいです、私のせいです」と叫び、告白祈祷をした。そして「セウォル号惨事は人災」という廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿の説教を聴いた。朴大統領は無宗教だが、1965年にカトリック財団の誠信(ソンシン)女子中学校に通い、「ユリアナ」というクリスチャンネームを受けた。

現職の大統領が明洞聖堂のミサに出席することは非常に異例のこと。19日の対国民談話発表の前に低姿勢になっているとみえる。しかし、談話発表の直後にアラブ首長国連邦(UAE)に行くことに対して言葉が多い。国会の協力を求めるなど、朴大統領が本格的に出ていかなければならない時に現場を離れることが適切なのか、という指摘だ。

趙源東(チョ・ウォンドン)大統領経済首席秘書官は18日、記者団に対して、「韓国の技術で設計した原子炉が海外に出て行くデビューの行事だ」とし、「UAEが朴大統領の出席を強く希望しているうえ、6月のラマダン(断食月)期間前に原子力発電所の運営契約を終えるためには出国が避けられなかった」と説明した。朴大統領は当初17日から1週間、UAEとサウジアラビア、クウェートの中東3ヵ国を訪問する計画だったが、セウォル号惨事で取り消した。

朴大統領は19日午後4時に出国し、20日午前(現地時間)にUAEのバラカ原子力発電所1号機の原子炉設置式に出席した後、アブダビ首長国ムハンマド皇太子と会談を行う。そして、UAEに派遣された「アーク部隊(UAE特殊戦部隊教育担当)」の将兵を激励し、韓国時間の21日午前に帰国する。