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バドミントンの李龍大、代表チームに復帰

バドミントンの李龍大、代表チームに復帰

Posted May. 08, 2014 07:34,   

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韓国バドミントンの看板スター、李龍大(イ・ヨンデ、26、三星電気、写真)は、再び太極マークをつけて名誉回復に向かってラケットを振るう。李龍大は、先月14日、国際バドミントン連盟(BWF)が彼自身と金基正(キム・ギジョン、三星電気)に下した1年選手資格停止の懲戒を撤回した後も、半月以上外部との接触を避けて閉じ(引き)こもっていた。先週は、夏季種別選手権が行われた安東(アンドン)へ行ったものの、周囲の視線を意識して僅か1日で再び水原(スウォン)の三星電気の宿舎に戻った経緯もあった。世界アンチ・ドーピング機関(WADA)がBWFの決定に不服してスポーツ仲裁裁判所(CAS)に抗訴する可能性が残っていたためだ。しかし、WADAは抗訴時限の3週が終わる6日までどのようなアクションも取らなかった。

法律的な手続きの終結で懲戒解除が確定した李龍大は、8日、ソウル泰陵(テヌン)選手村に入って代表チーム合宿トレーニングに突入する。懲戒が発表された1月以後、どのような団体練習もできなかった李龍大は、金基正と別に体力強化中心のトレーニングをしていたところ、先月中旬、チームに加わった。イ・ドクチュン代表チーム監督は、「李龍大が休む間もしっかり体調をコントロールしていた。4ヵ月以上、呼吸を合わせられなかったパートナー、ユ・ヨンソンとのコンビネーションを研究するのが課題だ」と話した。李龍大はユ・ヨンソンと三星電気のコーチングスタッフに、「外に出てみたら、中がどれほどいいか気づいた。コートに立った瞬間がより大切になった」と語り意欲を示した。李龍大は12日、代表チームのメディアデーを通じて懲戒後初めて公開行事に乗り出す計画だ。

李龍大の復帰舞台は、18日、インド・ニューデリーで開幕する世界男子団体選手権(トマス杯)だ。15日出国する韓国は、マレーシア、インド、ドイツと同じ組合わせだ。イ監督は、「強豪のマレーシア、シングルが強いインドと本大会進出を競うことになったのが厳しい。李龍大の役割が大きい」と話した。金基正も再び前のパートナーだったキム・サランとペアを組む。マレーシアのマスコミは、「李龍大の復帰がマレーシア代表チームには悪材料になりそうだ」と報道するほど高い関心を示した。