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キャンパスに登場する「無人航空機」

Posted April. 05, 2014 03:09,   

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KAISTが11日、大田市儒城区(テジョンシ・ユソング)のKAIST構内で行う「イチゴ・フェスティバル」には特別な何かが登場する。他ならぬキャンパスの随所へイチゴを運ぶ「無人航空機」がそれだ。

KAISTによると、スマートフォンのアプリを通じて学生からイチゴの注文があると、注文者の位置情報を把握した後、無人自動車がイチゴを搭載した無人航空機を乗せて車両が行ける最も近いところまで移動する。続いて無人航空機が空を飛んで、随所の注文者にイチゴを伝える。無人航空機が着陸する地点の誤算範囲は5メートル以内だ。

無人航空機は直径1.3メートルの円形に8つのプロペラがつけられている。重量は6キロで約1.5キロの物を乗せて最大時速60キロまで飛行できる。無人航空機は10分以上飛べるが、遠い距離を移動する途中、視野から消えると安全事故が発生する恐れがあるため、可視距離の範囲内で運行する予定だ。

無人航空機配達行事を主管するKAISTのシム・ヒョンチョル航空宇宙工学科教授は、「高層ビルや車両が近づきにくい場所に簡単に物を運ぶ方法として無人航空機を考案した」とし、「今度試演する『無人物流システム』が商用化すると、物流の運送時間と費用を画期的に減らすことができる」と話した。最近、KAISTにも学生が夜食を注文する時、出前のオートバイがキャンパスを走りまくって事故危険が高まっている。シム教授は、「これから間食や夜食も学校の塀の付近で渡してもらって、無人航空機で注文者に届けることを検討している」と話した。イチゴ・フェスティバルはKAISTが1955年、地域のイチゴ農家を助けるために始めた行事だ。