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フルコース2度目の挑戦、マラソン新星誕生

フルコース2度目の挑戦、マラソン新星誕生

Posted March. 17, 2014 03:18,   

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14ソウル国際マラソン大会兼第85回東亜(トンア)マラソン大会がソウルの春を力強く切り開いた。16日、ソウルの光化門(クァンファムン)広場を出発して蚕室(チャムシル)オリンピック・メインスタジアムへゴールインする42.195キロのフルコースのレースに、10カ国から131人(男子97人、女子34人)のエリート選手が出場して腕を競った。また、約2万1000人のマスターズ参加者がフルコースを走り、約3000人はソウルチャレンジ10キロに出場して、マラソンを楽しんだ。

国内男子部で新しい有望株が誕生した。シム・ジョンソプ(23、韓国電力、写真)は、フルコース挑戦の2度目のレースである同日、2時間14分19秒で国内男子1位につけた。シム・ジョンソプは、フルコースデビュー舞台の昨年ソウル国際マラソンで立てた個人最高記録(2時間20分21秒)を1年ぶりに6分以上も縮め、低迷していた韓国男子マラソンに活気を吹き入れた。シム・ジョンソプは、厳しい家庭環境の中でもマラソンで希望を見つける選手として期待を集めている。

国内女子部では韓国女子マラソンの看板、キム・ソンウン(25、三星電子)が2時間29分31秒で首位に立った。

マラソン強国のエチオピアのヤコブ・ジャルソ・キントラ(26)は2時間6分17秒の歴代大会2位の記録で国際男子部首位につけた。キントラは、12年、ウィルソン・ロヤナエ・エルペ(ケニア)が立てた大会記録であり、国内開催最高記録の2時間5分37秒には及ばなかったが、個人最高記録(2時間11分13秒)を5分近く縮めてオリーブの葉冠をかぶった。