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テレビに復帰したチョン・ジヒョン…彼女はやはり「甲」

テレビに復帰したチョン・ジヒョン…彼女はやはり「甲」

Posted January. 10, 2014 04:05,   

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視聴率20%を突破したSBS水木ドラマ「星から来た貴方」は、チョン・ジヒョン(33)が14年ぶりに撮るドラマ復帰作だ。「根の深い木」のチャン・テユPDと「丸ごと転がってきたあなた」のパク・ジウン作家が出会ったことに劣らず、男子主人公がキム・スヒョン(26)であることが話題になった。

女優としてキム・スヒョンの相手役を演じるというのは、物凄い嫉妬と非難を覚悟するという意味だ。ハン・ガインさえそうだったから。「太陽を抱く月」を見ながら、我々は「甥を抱いた叔母」云々したのではないか(すみません、ハン・ガインさん)。

しかし、チョン・ジヒョンは違っていた。大体、私の周りの女性の間では「チョン・ジヒョンなら、うなずける」という反応が多かった。彼女が童顔であるからだけではない(チョン・ジヒョンも人なので、HDTVで注意深く見ると、毛穴や八字のしわのようなものが見つかったりもする)。それよりはチョン・ジヒョンならではの雰囲気のためではないだろうか。言ってみれば、嫉妬しにくいフォースというだろうか。どれほど数億ウォンをかけて「医術」の力を借りて、ボディライン作りに全てのエネルギーを注入するとしても、チョン・ジヒョンのようになれないという諦めとそれから端を発する憧れのようなことがある。

清純だったりセクシーな女優は多いが、チョン・ジヒョンのように2つの雰囲気を全て持っている俳優は珍しい。チョン・ジヒョンがいくら下品に振舞って、卑語を乱発しても安く見えないことには(おかげでCFが絶えない)そのような雰囲気のおかげだ。

チョン・ジヒョンが過去にも好感が持てる俳優だったわけではない。黙って長い髪の毛だけをなびかした時代もあった。映画「猟奇的な彼女」(01年)以後、チョン・ジヒョンは長い間、このような神秘主義戦略を固守して「CF出演料だけを稼ぐ演技の下手なスター」と批判されてきた。

興味深いのは、チョン・ジヒョンが12年、結婚と共に変わった事だ。泥棒の演技のため、綱渡りもし(「泥棒たち」)、北朝鮮のスパイの妻役(「ベルリン」)に扮して切ない演技もした。「チョン・ジヒョンが演技がこんなに上手だったのか」という話が出たのもこの時からだ。

チョン・ジヒョンを見ると、結婚は女優の墓ではなく、新しい市場が切り開かれるという気もする。人妻のチョン・ジヒョンはCFモデルとして白色家電から厨房用品まで、カバーする範囲が広くなった。身体接触や露出が極度に制限されていたかつての作品と違って、最近はキスシーンもよく撮る。その相手役はみんなキム・スヒョンだった。