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韓国人運営のレストラン、ニューヨークの10大レストランに選定

韓国人運営のレストラン、ニューヨークの10大レストランに選定

Posted December. 27, 2013 04:23,   

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韓国の居酒屋と米ニューヨークのレストランが共存しているようなコリアン・レストランが世界料理の激戦地であるニューヨークで10大レストランに選ばれた。米国人が拒否感を持っている韓国味噌とコチュジャンを料理材料に使ってさらに視線を引いた。

米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は25日、今年ニューヨークで最も人気を集めたり、注目に値する10大レストランを発表した。シェフのフニ・キム(韓国名=キム・フンイ、42)が店主兼シェフを務める「ハンジャン(HANJAN)」が5位につけた。フニ・キムが運営するもう一つのレストランの「ダンジ」は11年、コリアン・レストランとしては初めて世界最高権威のグルメ専門雑誌のミシュランの星をもらった。ハンジャンは彼が2番目にオープンした店で、今年も同じ雑誌から星をもらった。

ニューヨーク・マンハッタン26番街に構えているハンジャンは、普段予約を受け付けないため、夕食の時間帯に席をとるためには平日も1〜2時間は待たなければならないほど人気が高い。ビル・クリントン元米大統領の娘のチェルシー・クリントンや有名俳優のドリュー・バリモア、ナタリー・ポートマンらも予約無しにここを訪れ、待ってから料理を食べたりした。NYTは、「韓国料理を西欧化したレストランとしてはハンジャンに凌ぐところがない」とし、「韓国のパンケーキのパジョン(水に溶かした小麦粉にネギや海産物を入れてフライパンに焼いたもの)を食べてみることを薦める」と評価した。

海産物パジョン、イカの炒め物、ゴマのジョン(水に溶かした小麦粉に各種材料を入れてフライパンに焼く料理の総称)、豚足、トッポッギなど、韓国でよく食べられる各種料理を米国人の口に合うようにアレンジして提供している。ワインやビールも注文できるが、最も人気のある酒はマッコリ(濁酒)だ。米国人は「コリアン・ライス・ワイン(Korean rice wine)」という英文名の代わりに「マッコリ」という韓国名をそのまま使ったりする。

特に、フニ・キムは米国人に拒否感が強い韓国のジャン(醤)を直接韓国から持ってきて、これをベースに料理をする。フニ・キムは今年7月末、「韓国料理の本質、醤」というテーマで外国人の美食家44人を招待して料理を披露したりもした。