ロッドマン率いるバスケチームが北朝鮮と親善試合、外国人観光客にも公開

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）労働党第１書記の誕生日の来年１月８日、平壌で開かれるデニス・ロッドマンの訪朝バスケットボール団と北朝鮮代表チーム同士の試合が、一般の外国人観光客にも公開される。

中国北京で英国人が運営する北朝鮮専門旅行会社の高麗ツアーは１４日、「米プロバスケットボール（ＮＢＡ）スター出身のロッドマンとＮＢＡ引退選手が主軸になる米バスケットボールチームと北朝鮮代表バスケットボールチーム間の親善試合を観覧できる異例の旅行商品が出た」と宣伝した。旅行会社によると、参与申請が可能な人員は１２人で、旅行期間は１月６日から９日までと３泊４日、平壌（ピョンヤン）の主要観光地も見て回る日程だ。北京〜平壌往復の航空券、食事、宿泊代が含まれた経費は１人当たり総６５００ユーロ（約１１００万ウォン）だ。

旅行会社側は、「観光客は米国のバスケットボール団と同じ航空便（高麗航空）や宿舎（高麗ホテル）を一緒に利用するだけに、選手らとの親睦も図れる」と付け加えた。しかし、「北朝鮮の最高位幹部らとも一緒に試合を観覧する予定なので、個別的な現場での写真撮影は禁じられている」と説明し、金正恩の参観可能性を示唆した。

一方、旅行会社側は、ロッドマンが金正恩と会う予定なのかを聞く本紙の質問には、「我々がコメントできる事案ではない」とのみ答えた。