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金総書記死去時よりも危険な金正恩政権3年目

金総書記死去時よりも危険な金正恩政権3年目

Posted December. 16, 2013 03:38,   

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明日は金正日(キム・ジョンイル)総書記の2周忌だ。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記にとっては政権3年目が始まる日だ。張成沢(チャン・ソンテク)氏の公開処刑は、この2年間の3代世襲の権力掌握に重大な支障があったという反証だ。

北朝鮮の崩壊の徴候を張氏の死刑判決文から読み取ることができる。張氏の判決文は、「(張氏が)今後、人民と軍人の生活がさらに悪化すれば、軍隊も政変(クーデター)に同調するのではないかと考えた」と批判した。張氏が、経済が落ち込み、国家が崩壊直前に至る時を決定的なクーデターの時期と判断したということだ。北朝鮮のナンバー2が、経済が破綻し国家が崩壊する時期を予想するほどであり、北朝鮮の状態が考えている以上に悪化していることがうかがえる。

1945年から68年間続いた北朝鮮の3代世襲の独裁は、現代史では類例がない。北朝鮮同胞のうめき声がいつまで続くのか。東欧の民主化と北アフリカの春が北朝鮮にも押し寄せるのが歴史の道理だ。

金第1書記は身辺に何の問題もないことをアピールするかのように公式活動を行なった。北朝鮮メディアは、金第1書記が14日と15日それぞれ人民軍設計所と馬息嶺(マシクリョン)スキー場を視察したと報じた。13日に発表された金国泰(キム・グクテ)国家葬儀の委員会名簿に張氏の側近数名の名前があった。しかし、張氏の処刑の波紋は、北朝鮮高官の金総書記2周忌追悼式の出席の有無によって明確になるだろう。

27才で最高権力者になった金第1書記は、金総書記が残した権力掌握シナリオと側近の保護を受けて権力を堅固にした。しかしこれからは状況が変わった。金日成(キム・イルソン)主席と金総書記に忠誠を尽くした張氏を処刑したことで、金第1書記が今後誰を信じることができるだろうか。張氏を殺した若い独裁者を見て、どの側近が自分は大丈夫と確信できるだろうか。恐怖政治が体制の基盤を堅固にするどころか、北朝鮮権力層にいつか独裁者の犠牲になるという危機意識を吹き込む恐れもある。そのうえ経済の破綻で人民と軍の不満が積もり、張氏が狙ったクーデターや急変事態が発生する可能性もある。

北朝鮮権力のゆくえは、2400万の住民の安全だけでなく韓半島の平和とも直結する。北朝鮮政権の樹立以来いつになく不安な金正恩政権3年目を迎え、北朝鮮体制の変化に周到に備えなければならない。