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贅肉だけ落とす「ボディテイラーリング」をご存知ですか

贅肉だけ落とす「ボディテイラーリング」をご存知ですか

Posted December. 16, 2013 03:38,   

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最近、フィットネスセンターで3ヵ月間、集中的に個人トレーニングを受けてきた会社員のチェ某氏(27、女)は、予期せぬ「副作用」を経験した。大腿部やふくらはぎの贅肉を落としたく、運動を始めたが、「年齢に比べて童顔」といわれていた理由とも言えるぽっちゃりした頬肉や胸のボリュームが、先に減り始めた。チェ氏は、「運動して、このような副作用を経験する人たちが少なくない」と愚痴をこぼした。

このような不満のため、希望する体の部分の贅肉だけを集中的に落とす、適合型トレーニング方法や運動用品の人気が高まっている。このような運動方法は、客のニーズに合わせて服を「裁断」するかのように、シェープアップすることから、「ボディテイラーリング」といわれている。

13日、ソウル江南区鋻潭洞(カンナムグ・チョンダムドン)では最近、国内に上陸した新しい運動方法、「ハイポックシー」専用のスタジオオープン行事が開かれた。オーストリアのスポーツ科学者・ノルベルト・イエガー博士が考案した「マルチボディーテイラーリング運動法」を披露するスペースであり、一般的なフィットネスセンターではなかなか目にできないどっしりとした複数の器具が目に付いた。ワールドスターのマドンナが自宅で使っているといわれている器具の中には、密閉された低圧力のスペースに下半身を入れて自転車に乗る特殊器具や、身につけて走ればマッサージ効果のある潜水服のような特殊衣類などがあった。

ハイポックシーの関係者は、「漢方医学で使われる『吸角』の原理を利用し、高圧力と低圧力とを交互に発生させる特殊機器を運動に融合させた」と話した。同メーカーによると、空気圧が低いところで運動すれば、体への負担は少なく、運動効果は増大する。そのため、出産後のシェープアップを希望する女性や、関節の弱い中高年層の女性らの多くがここを訪れている。

ソウル江南区新沙洞(カンナムグ・シンサドン)のカロス通りに、4月にオープンしたアモーレパシフィック・ビビプログラム「VBダイエットラブ」は、特殊機器を使った運動とアモーレパシフィックのダイエット向けサプリメント「エスライト」とを融合させたダイエット管理スペースだ。体のサイズの測定や食事相談を通じて、「キューレションサービス」といわれる適合型ソリューションを示し、このソリューションにあわせてシェープアップを管理する。同社の関係者は、「体重減量より、ショープアップの管理に特化したスペースであり、体型によって希望する部分を集中的に管理する」と主張した。

多くの費用や時間を使わず、必要な身体部分だけ、集中的に肉を落とせるように考案された運動機器が次々と披露されている。

最近、コリアテクが日本から輸入し、販売を開始した「クビレディー」は、普段はなかなか使わない筋肉を鍛え、わき腹や背中、腹部などを集中的に管理する運動器具だ。半球型の運動器具に座って、骨盤を360度回転させながらバランスを取れば、腹部や腰の周りの贅肉を有効に管理できると、会社側は説明した。同社は、靴底が盛り上がっていて、室内で履いて運動すれば、ふくらはぎの筋肉がすらりとした形になる特殊靴「ビカクレディー」も近いうちに発売する予定だ。