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「女王」金姸兒、明日ザグレブでの復帰戦に向けて出国

「女王」金姸兒、明日ザグレブでの復帰戦に向けて出国

Posted December. 04, 2013 05:14,   

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「フィギュア女王」金姸兒(キム・ヨンア、23=写真)の表情は、穏やかだった。数百個のカメラのフラッシュの中でも、口元には笑みをたたえていた。

言葉にも余裕が溢れていた。「選手生活を始めて以来、何時になく、気持ちが落ち着いている」、「結果や点数への欲などない」、「無心な状態で欲張らず、落ち着いて臨むことができればと思う」。

金姸兒にとって、5日から7日にかけて、クロアチアで行われる「ゴールデンスピンオブザグレブ」は、来年のソチ冬季五輪の2連覇に向けたリハーサル舞台だ。右足の甲の怪我で、当初、出場を予定していた国際氷上競技連盟(ISU)のグランプリシリーズの2つの大会を全て飛ばしたため、今シーズン初の出場大会でもある。しかし、クロアチアに向けて出国するために、3日仁川(インチョン)国際空港の出国場に入ってきた金姸兒からは、自信を乗り越え、無心の境地に差し掛かったような気さえした。

金姸兒はまず、「オリンピックシーズンに出遅れたが、遅れた分だけ、より徹底した準備をしようと努力した。今回の大会は、新しいプログラムを初めて公開する場であり、欲を出すより、よい思い出を残すことができるよう努めたい」と話した。また、「正直に、(2010年のバンクーバー五輪で)オリンピックの金メダルの夢を遂げており、結果への欲や負担など全くない。大会で楽な気持ちで、競技に臨むことができるような気がする」と付け加えた。

ジュニア時代からのライバルであり、バンクーバー五輪銀メダルリストの浅田真央(日本)に関する質問にも、「ジュニア時代から、よく比較され、ライバルの意識もあったため、お互い、避けたい存在でもあるが、動機付けになり、刺激になる選手だった。浅田がいなければ、私も、これほどまでに成長できなかっただろう」と話した。また、「今シーズンは、自分にとっても浅田にとっても、最後になるだろう。これまでもそうだったように、それぞれ一所懸命にがんばり、悔いのない最後のシーズンを送ることを願う」と応援のメッセージを送った。

金姸兒は、今大会のショートプログラムで、ミュージカル「リトルナイトミュージック(A Little Night Music)」の挿入曲「ピエロを送って(Send in Clowns)」を、フリースケートでは、タンゴの巨匠・アストル・ピアソラの「アディオス・ノニーノ(Adios Nonino)」を披露する。金姸兒は、「ジャンプの構成は、依然と同じだろう。残りは、数日後にお見せする。多くの方々から好きになってもらえればと思う」と、にっこりと笑った。

金姸兒が出場するこの大会の女子シングルショートプログラムは、6日夕方、フリースケートは、7日夕方(韓国時間)で行われる予定だ。同様の日付の5〜8日、日本福岡では、浅田などが出場するISUグランプリファイナルが開かれる。