今年上半期に入って、総合株価指数(コスピ)が上昇し、有価証券市場で、60銘柄が史上最高値を更新したことが分かった。
2日、韓国取引所によると、今年7月から先月27日までの間、コスピは、1863.32から2028.91へと8.88%上昇し、そのうち、60銘柄は史上最高値を更新した。
価格が大幅に上昇した銘柄の中には、時価総額で上位圏にある会社が多かった。時価総額8位のネイバーは、10月21日付けの株価が1株=66万500ウォンまで上昇し、史上最高値を更新した。三星(サムスン)火災(時価総額17位)も、10月4日に1株=26万1000ウォンまで価格が上昇し、最高値を記録を塗り替えた。そのほか、現代(ヒョンデ)グロービス(1株=24万4000ウォン、26位)、韓国タイヤ(1株=6万6000ウォン、32位)、現代ウィア(1株=19万9500ウォン、50位)などが、史上最高値を更新した。
業種別には、化学関連株が、計14銘柄が最高値を更新し、最も多かった。続いて、サービス業(10銘柄)、運輸装備(8銘柄)、金融業及び流通業(それぞれ4銘柄)の順だった。
最高値の更新ではないが、株価の上昇率が最も高い銘柄には、STX重工業が選ばれた。6月末比先月27日の終値が、129.70%上昇した。イートレード証券のパク・ムヒョン研究員は、「STXグループ株の株価は、今年中下落し、産業銀行がSTXパンオーシャンを買収するといううわさが出回った8月ごろ、高騰した」とし、「今は再び下落しており、管理銘柄となっているだけに、投資に非常に注意が必要だ」と呼びかけた。