三星物産、サウジで１兆３０００億ウォン規模の発電所受注

三星（サムスン）物産がサウジアラビアで１兆３０００億ウォン規模の超大型民資発電プロジェクトを受注した。これで三星物産は今年、海外で計１２５億ドル（約１３兆２０００億ウォン）を受注して国内建設業界歴代最高の年間海外受注実績を達成した。

三星物産はサウジアラビアのサウジ電力庁が発注した「ラビグ第２民資発電プロジェクト」を１２億１４００万ドル（約１兆３０００億ウォン）に受注したと、２日、発表した。

サウジ第２の都市のジッダから北へ１５０キロ離れたラビグ地域に発電容量２１００ＭＷ級のガス複合火力発電所を建てるプロジェクトだ。三星物産は現地発電会社のアクワ・パワー・インターナショナルとコンソーシアムを組んで受注に成功した。

今度の受注で三星物産は国内建設会社としては初めて、年間海外受注金額１２５億ドルを突破した。これまで年間海外受注最高実績は、１０年、現代（ヒョンデ）建設が打ち立てた１１０億ドルだった。三星物産は今年、シンガポール再高層のタンジョンパガービル（５億４２００万ドル）、豪州ロイヒル鉱山プロジェクト（５８億５６００万ドル）、サウジ・リヤド地下鉄工事（２２億ドル）など大規模な事業を相次いで受注し、歴代最高記録を塗り替えた。