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「誠に残念で申し訳ない」 朴大統領、またも謝罪

「誠に残念で申し訳ない」 朴大統領、またも謝罪

Posted September. 28, 2013 03:25,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が27日、大韓老人会の幹部らを大統領府に招いて昼食を共にしながら、基礎年金の縮小について謝罪し、「高齢者世論」の沈静化を図った。

朴大統領は、「当初の計画通り、すべてのお年寄りの方に与えることができず、やむを得ず政策を修正せざるを得ない状況となり、私としても誠に遺憾で、申し訳ない気持ちだ」とし、「今後、財政的な環境が改善され、国民的合意がなされれば、所得上位30%のお年寄りの方々にまで対象を拡大して支援する」と述べた。

大統領府は同日の行事を「老人の日(10月2日)記念昼食会」と紹介した。「老人の日」を5日後に控えて、朴大統領が26日の閣議で基礎年金について立場を表明した翌日に高齢者らを招いたのは、高齢者層の世論悪化を防ぐ狙いがあるものと受け止められる。

昼食会で朴大統領は、「皆さんは韓国戦争で廃墟と化した国を汗で立て直した、今日の大韓民国を作った主役だ。独力で一家だけでなく、国を建てた方たち」だとも強調したが、やはり高齢者層の世論を意識した発言と見られる。

大韓老人会の李沁(イ・シム)会長は、朴大統領の発言が終わった後、「約束は必ず守る朴大統領が(厳しい)経済状況のために、基礎年金について苦悩を重ねていたこをを十分理解している」と話したと、大統領府が伝えた。