朴智星（パク・チソン＝マンチェスター・ユナイテッド）が、自己最多であるシーズン６得点目を決めた。朴智星のゴールで、欧州リーグで活躍している韓国人最多得点記録に向けたレースも、さらにし烈になった。
●１シーズン最多ゴール更新
朴智星は１４日、英マンチェスター・オールドトラフォードで行われたアーセナルとのイングランド・プレミアリーグのホーム戦で、０−０だった前半４１分、ヘディングで決勝ゴールを決めた。朴智星は、ルイス・ナニがペナルティーエリアの右側に上げたクロスを頭で受け、方向を変えてネットを揺らした。マンＵの１−０勝利。マンＵは、９勝７分け（勝ち点３４）で、アーセナルとマンチェスター・シティ（以上勝ち点３２）を抜き、単独首位に躍り出た。
チームをリーグ首位に導いた朴智星は、１シーズン最多得点記録も塗り替えた。０５〜０６シーズン初めてプレミアリーグに足を踏み入れた朴智星は、０６〜０７シーズンで、５ゴールを決め、韓国人プレミアリーガーの歴代最多ゴールを記録した。
今季は、リーグ（１０試合、４得点１アシスト）とカップ大会（コミュニティシールドを含めた３試合、２得点２アシスト）、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）チャンピオンズリーグ（５試合、１アシスト）などを合わせ、１８試合に出場し、６得点４アシストを記録中だ。今の勢いなら、朴智星は昨季、李青龍（イ・チョンリョン）が立てたプレミアリーグで活躍する韓国人選手の１シーズン最多攻撃ポイント（５ゴール、８アシスト）記録も塗り替えられるものとみられる。
●欧州リーグ、コリアン勢の得点レース
朴智星は、同日の得点で、今季欧州リーグでプレーしている韓国人選手の中で、最も多いゴールを記録した。朴智星の６得点の以前は、フランスＡＳモナコの朴主永（パク・ジュヨン）が５ゴールと肩を並べていた。広州アジア大会で代表に招集された朴主永は、約１５日間リーグ試合に出場できず、アジア大会の後、１ゴールに止まっている状態だった。しかし、ＦＷとして活躍しているだけに、朴主永がＭＦの朴智星のゴール記録を追い越す可能性は高い。
朴智星と朴主永に次いで、ドイツ・ブンデスリーガで活躍中のソン・フンミン（ハンブルク）が、３ゴールでその後を追っている。７試合にぶりに３ゴールを決めたソン・フンミンも、十分先輩との得点レースに加わることができる。李青龍は、２得点に止まっているが、５アシストの攻撃ポイントで朴智星に次ぐ活躍を見せている。
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