Go to contents

6・15宣言南側委員会、政府に対北制裁の撤回を要求

6・15宣言南側委員会、政府に対北制裁の撤回を要求

Posted June. 14, 2010 08:17,   

한국어

6・15南北共同宣言の10周年記念行事が13日、ソウル広場で開催された。6・15共同宣言実践南側委員会(6・15南側委)は、民主党や民主労働党(民労党)など野党4党と一緒に同日午後2時、ソウル広場で「6・15宣言発表10周年記念の平和統一汎国民大会及び文化祭」を開催した。

約3000人(警察試算)が参加した今回の行事は、金祥根(キム・サングン)6・15南側委常任代表による開会宣言に続き、李昌馥(イ・チャンボク)行事準備委員長の大会挨拶や民主党の朴智元(バク・ジウォン)院内代表、民労党の姜基甲(カン・ギガブ)代表、想像韓国党の宋永吾(ソン・ヨンオ)代表権限代行による演説や歌、ダンス公演が続いた。

李昌馥準備委員長は大会挨拶の中で、「6・15宣言10周年を迎え、南北の海外共同行事を平壤(ピョンヤン)で開催することを提案したが、政府から許可が降りず、遺憾だ」と言い、「政府は一方的な対北朝鮮制裁措置を直ちに撤回し、北朝鮮との対話に乗り出すべきだ」と促した。

朴智元院内代表も、「前の民主政府の10年間、天安(チョナン)艦事態のような南北間の対立はなかった」とし、「李明博(イ・ミョンバク)大統領は6・15共同宣言の精神に立ち返ることを願う」と明らかにした。姜基甲代表は、「6.2統一地方選挙で噴出された平和を願う国民の声に、李明博政府は顔を背けてはならない」と語った。

参加者らは、「戦争反対」のピケを手にし、「6・15共同宣言の実践」や「戦争反対」、「韓半島の平和実現」の掛け声を叫んだ。会場周辺では北朝鮮関連写真展や餅つき、水入り風船の投げかけなどのさまざまなイベントも行われた。

一部の出席者は行事が終わった後、歩道を利用してソウル駅広場まで移動し、午後4時30分から開かれた全国民主労働組合総連盟主催の民衆大会に参加した。6・15南側委は15日には、曹溪宗(ジョゲジョン)歴史文化記念館で、「6・15共同宣言10周年の平和統一民族大会」を開催する計画だ。



pjw@donga.com