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1万3686イニング、12年連続出場の大記録が止まった 阪神の金本知憲

1万3686イニング、12年連続出場の大記録が止まった 阪神の金本知憲

Posted April. 20, 2010 04:14,   

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18日、日本の横浜スタジアムで行われた日本プロ野球の横浜対阪神戦。選手紹介のとき、観客たちは自分の耳を疑わざるを得なかった。いつまでもそこにいると思われていた金本知憲(42)の名前が落ちていたからだ。観客席のあっちこっちから嘆きの声が流れた。徹底した自己管理と不屈の意志で「アニキ」の愛称で呼ばれていた金本の大記録は、こうして終わりを告げた。

両親が韓国人の在日3世の金本は、「鉄人中の鉄人」と評価されている。広島時代の1999年7月21日の阪神戦を始まりに1492試合を1回も欠かさず出場した。イニングでは実に1万3686イニングだ。メジャーリーグの鉄人カル・リプケン(元ボルッティモア)の903試合をとっくに超えている。

プロ野球選手にとって怪我は付き物だが、その負傷までも飛び越えて大記録を続けた金本だ。左打者の金本は04年7月29日の中日戦で、岩瀬仁紀が投げた球が左手首にあたって軟骨損傷の診断を受けた。しかし、同僚の軽いバットを借りて右手だけで打撃をして安打を作った。06年シーズンには、左膝の半月板損傷という重傷を負ったまま、全イニングの連続試合出場を続けた。

今季も開幕早々にして右肩に怪我を負い、ひどい痛みを堪えながら試合に出た。しかし、1日前の17日の試合で、外野から投げたボールが3塁までに届かなかったことを受けて、全イニング連続試合出場の記録を自ら断念した。

金本は、「これ以上チームに迷惑をかけるわけにはいかなかった。チームの勝利のために自分を先発から外して欲しいと監督にお願いした」と話した。これで04年4月2日の巨人戦以降続いていた4番の全イニング連続試合出場も880試合で終わった。しかし、この日8回に代打で出場し、連続試合出場は1638試合に増えた。



uni@donga.com