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スピードスケート・メダリスト3人、お互いが刺激となって良い結果

スピードスケート・メダリスト3人、お互いが刺激となって良い結果

Posted February. 26, 2010 07:23,   

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記者会見というよりはトークショーに近かった。ざっくばらんで気楽に語った。笑いが止まらず戸惑ったりもした。好みの男性について話す時には、顔が真っ赤になったりもした。

バンクーバー冬季五輪で韓国に金3、銀メダル2個をもたらしたスピード・スケートの韓国体育大学07学番の三銃士、李承勲(イ・スンフン、22)、モ・テボム(21)、李相花(21)が25日、カナダ・バンクーバーのハイヤットホテル・コリアハウスで記者会見を行った。28日、チーム追い越し競技が残っている李承勲、モ・テボムと違って、李相花はすべての競技が終わった状態だ。ヘアスタイルを整え、化粧までした李相花は、「他の選手の競技に応援に行ったり、友だちの世話をしている」と言って笑った。

3人共に小学校時代からの友だちなので、記者会見の雰囲気は和気あいあいだった。モ・テボムは、「仲良しの友だちなので、選手村でよくおしゃべりをする。おかげで気楽に滑れて、大きく役立った」と話した。金メダル1個だけの李相花に。それぞれ金・銀メダルを取った2人の友だちが羨ましくないかと聞いたら、「500メートルで優勝した時は大きな話題になったが、承勲が銀メダルに続いて金メダルまで取ってからは、私は話題から外されたようだ」と言って笑った。李承勲は、「韓国の初メダルの銀メダルを取って嬉しかったが、友だちが金メダルを取るのを見て、少しプレッシャーを感じた」と打ち明けた。

三銃士には厳しい時もあった。モ・テボムは中学校2年の時、目標を失って運動を諦めるところだった。李相花は、「昨年、足首を痛めて五輪出場が不透明になった時は苦しかった」と話した。李承勲は、「ショートトラックの代表選抜戦で脱落した時は、諦めようかと思った。しかし、川の真ん中でじたばたしているのではなく、今が川の底だからもう上へ上がらなくちゃと思った」と話し、周囲を驚かせた。

笑いながらいたずらをしていた彼らも覚悟を話す時は真剣だった。三銃士は、「明確な目標があったからこそ、厳しいトレーニングに耐えることができた。4年後、再度五輪代表になれるという保障がないだけに、目標を立てなおして最初から始める」と口を揃えた。



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