Go to contents

住公・土公など公共機関トップ17人に「警告」 財政部が経営評価

住公・土公など公共機関トップ17人に「警告」 財政部が経営評価

Posted June. 20, 2009 09:46,   

映画振興委員会の康漢燮(カン・ハンソプ)委員長、韓国産災医療院の丁孝聲(チョン・ヒョソン)理事長、韓国消費資源の朴明姫(パク・ミョンヒ)院長、韓国青少年修練院の金東炘(キム・ドンフン)理事長ら4人の公共機関長が、公共機関長経営評価で最下位にランクされ、解任される見通しだ。公務員年金管理公団の金振晩(キム・ジンマン)理事長、大韓石炭公社の趙𨛗一(チョ・グァンイル)社長、大韓住宅公社の崔在徳(チェ・ジェドク)社長、韓国放送広告公社の梁輝夫(ヤン・フィブ)社長、韓国土地公社の李宗相(イ・ジョンサン)社長ら17人は、経営成果が不振との理由で警告を受けた。

企画財政部(財政部)は19日、政府果川(クァンチョン)庁舍で公共機関運営委員会を開き、公共機関長たちの経営計画書履行実績の評価結果を確定した。今回の評価は、経営計画書の提出対象の公共機関長117人のうち、今年3月末基準で在任期間が6ヵ月以上の92人を対象に実施され、評価対象者のうち23%が解任建議、警告措置を受けた。これまで公共機関長に対する評価は、機関評価の1項目として実施され、今回のように機関長の実績を別途評価して結果を公表したのは初めて。

財政部は、今回の評価で最下位の「不十分」とされた4人に対して、大統領および主務省庁の長官に解任を建議する考えだ。機関長たちは、経営計画書を提出する際、「成果不振の場合、解任などいかなる不利益も受け入れる」という誓約書を書いているため、特別な変数がない限り解任されるものとみえる。

また「普通」とされた64人のうち点数が50点以上60点未満の17人の機関長は、警告を受けた。17人が1年後の評価で再び警告を受ける場合、解任建議の対象となる。韓国水資源公社の金建鎬(キム・ゴンホ)社長、韓国造幣公社の田溶鶴(チョン・ヨンハク)社長ら24人は、「優秀」にランクづけられた。最上位の「大変優秀」は、一人もいなかった。

今回の評価は、大学教授、弁護士、会計士など45人の民間委員で構成された「公共機関長経営計画書履行実績評価団」(団長=李萬雨・高麗大学経済学部教授)が行ない、△大変優秀(100点満点で90点以上)、△優秀(70点以上90点未満)、△普通(60点以上70点未満)、△不十分(50点未満)の4つのランクづけをした。

いっぽう、政府は同日、機関長評価と別途に、公企業24機関、準政府機関76機関の100の公共機関の評価結果もともに公表した。6ランク(SおよびA〜E)で評価した結果、韓国水資源公社、韓国電力公社、韓国鉱物資源公社の18社が2番目のAランク、映画振興委員会が最も低いEランクを受けた。最優秀のSランクを受けた機関はなかった。

尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)財政部長官は、「公共機関長たちは、今回の評価を機に、政府の公共機関先進化への強い意志を感じてほしい。今回の評価結果は、終りではなく始まりだと考えて、強い改革を推進しなければならない」と述べた。



cha@donga.com