Go to contents

松坂、打線の支援を追い風に8連勝を記録

Posted May. 24, 2008 08:56,   

ボストンの日本人投手、松坂大輔(28、写真)が8連勝を記録した。松坂は23日フェンウェイ・パークで行われた米大リーグ、カンザスシティーとのホーム試合で、5回3分の1イニングを6安打3失点で抑え、チームの11—8の勝利をけん引した。

松坂は、7三振に6四球を記録し、今季8勝無敗に防御率2.40で、東洋人としては初の20勝突破の可能性を高めた。

5勝以上を収めた大リーグ投手の中で、一度の敗北もない投手は松坂が唯一だ。アメリカンリーグで松坂は最多勝1位、防御率4位、奪三振9位(53個)をマークしている。

ボストンは同日、J.D.ドリューとマイク・ロウエルがそれぞれ満塁ホームランを放って、競技場を埋め尽くしたホームファンを熱狂させた。

松坂は不安な滑り出しを見せた。1回、四球と暴投に続き、2死2塁の場面で、ホセ・ギーエン選手に右サイドの安打を奪われ、1点を失った。しかし、ボストンは0—1でリードされていた2回、マニー・ラミネス選手、ロウエル選手、ケビン・ユーキリス選手の連続安打で無死満塁の好機を作った後、ドリュー選手がカンザスシティーの先発、ブライアン・バニスター投手を相手に、左フェンスを越えるホームランを放ち、4—1の逆転を果たした。

3回にさらに1点を追加したボストンは、6回、無死1、3塁でフリオ・ルゴ選手の犠牲フライとダスティン・ペドロイア選手の安打でさらに2点を追加した。続いて、再び満塁を作った後、ロウエル選手のホームランで勝負を確定付けた。

ボストンは同日の勝利で、カンザスシティーとのホーム4連戦で全勝し、7連勝をマークした。

一方、AP通信は同日、今季マイナーリーグの試合にビデオ判定を試験導入すると報道した。大リーグ事務局のジミ・リー・ソロモン副社長は、具体的な日程については触れなかったものの、マイナーリーグ試合のアリゾナリーグでビデオ判定を活用する案を公式に提案すると明らかにした。

これまで試合の遅延を懸念してビデオ判定に厳しく反対してきたバード・セリック大リーグコミッショナーも、最近、柔軟な態度を示しているというから、大リーグ選手労組や審判協会などの同意を取り付けば、予想より早くビデオ判定が導入される可能性もある。

米プロサッカーを除いた米プロフットボール、米プロバスケットボール、北米アイスホッケーリーグなどは、既にビデオ判定を導入している。



creating@donga.com