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三美建設、「イラク・アフガン支援工事」の70%を受注

三美建設、「イラク・アフガン支援工事」の70%を受注

Posted December. 04, 2006 06:44,   

三美(サンミ)建設が2003年から現在まで、韓国国際協力団(KOICA)が発注したイラクとアフガニスタン支援工事13件のうち9件(総415億ウォン規模)を受注し、癒着疑惑があると、野党ハンナラ党の申相珍(シン・サンジン)議員が主張した。

三美建設のオーナーである朴会長は、李海瓚(イ・へチャン)前首相のいわゆる「3・1節ゴルフ」会のメンバーだった。

申議員は3日、「三美建設の成長にKOICAが役割を果たした疑惑が濃い」とし、「特に、三美建設がイラクとアフガニスタンで受注した工事9件は、すべて最低価落札によるもので、KOICAと三美建設の癒着が疑われる」と述べた。

そして、「三美建設が受注した、KOICAの最初のアフガニスタン支援事業であるイブニシア病院建設事業の場合、1回目の落札者の放棄で再び実施された2回目の入札で、専門建設業免許業社から海外建設業免許業社に条件が変わった」とし、「これは、『入札基準の緩和のため』というKOICAの説明とは反対に、入札可能業社の数を大幅に減らす結果となった」と説明した。

KOICAは、海外建設免許業社が約3100社、専門建設免許業社が約1200社と答えたが、実際に専門建設免許業社は3万5089社、海外建設免許業社は1985社だという。

また申議員は、「三美建設が、アフガニスタンでKOICA発注工事4件を受注し、海外受注額が80億ウォンにのぼった後、KOICAの発注工事の入札条件に、『500万ドル以上の海外受注業社』という条項ができた」と述べた。

そして、「三美建設が受注した工事9件のうち6件だけ、公式入札公告があった」とし、「三美建設をかばうかのようなKOICAの虚偽の回答と資料の提供に対し、監査院の監査が行われなければならない」と述べた。

これに対してKOICAは、「数回にわたって日刊紙に広告を出したが、イラクとアフガニスタンが戦時地域で、発注工事規模が小さく、他の企業は参加しなかった」と説明した。



taylor55@donga.com