Go to contents

「与党、徹底的に無力化された」与党内部で盧大統領批判の声

「与党、徹底的に無力化された」与党内部で盧大統領批判の声

Posted January. 06, 2006 03:23,   

한국어

与党ヨルリン・ウリ党の幹部たちが、5日夕に予定された盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領との大統領府での夕食会を事実上拒否するなど、同党の柳時敏(ユ・シミン)議員を保健福祉部長官に内定したことをめぐる与党と大統領府の対立ムードが鎮まらずにいる。

大統領府の夕食会に招請されていたウリ党の非常執行委員や常任顧問団は同日、ソウル汝矣島(ヨイド)のレストランで朝食会を開き、「夕食会は人事問題に関連した党の意見を聴取するためのものだったが、人事問題は終了したのだから、延期するのが正しい」とのことで意見をまとめた。

朝食会で趙培淑(チョ・ベスク)議員らは「(大統領府が)党の意見を聴取するとしたのに、先に発表をしてしまった。党は徹底的に無力化された」とし、盧大統領と大統領府を厳しく批判したものとされる。議員らは夕食会に出席するかどうかをめぐって激論を繰り広げたすえ、「新しい臨時幹部らが選定される時点まで会合を先送りしよう」という文喜相(ムン・ヒサン)前議長の提案で折り合った。

このため丁世均(チョン・セギュン)党議長が同日午前、大統領府の李炳浣(イ・ビョンワン)大統領秘書室長に夕食会の延期を要請し、大統領府側はそれを受け入れた。

大統領府の金晩洙(キム・マンス)報道官はブリーフィングを通じて、「2月の党大会まで党を率いる新しい役員らが選出された後、党の要請があればそのとき、大統領との会合を作る考えだ」と伝えた。



jnghn@donga.com jyw11@donga.com