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南北離散家族のテレビ再会、定例化を推進

南北離散家族のテレビ再会、定例化を推進

Posted November. 25, 2005 08:29,   

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韓国政府は、南北離散家族のテレビ再会の定例化を推進することにした。

鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は24日、記者懇談会を開き「今年12月に済州島(チェジュド)で開かれる南北閣僚級会談を通じて、北側に離散家族のテレビ再会を月1回などと定期的に実施することを提案する」との考えを明らかにした。

一方、韓国と北朝鮮は同日、第2次テレビ再会行事を行った。

25日まで続く今回のテレビ再会では、韓国側の40家族340人余りが、ソウル、仁川(インチョン)、釜山(プサン)、大邱(テグ)、大田(テジョン)、光州(クァンジュ)、京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)、江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)、済州道済州市の大韓赤十字社本社と支社でテレビ会議システムを通じて北朝鮮の39家族210人余りと再会する。

24日、ソウルの大韓赤十字社本社で行われたテレビ再会では、南北の家族が体制の違いと歳月のギャップを埋めることができず、もどかしい場面もみられた。

北朝鮮に住んでいる実兄李スヨルさん(76)は、韓国の実弟ヨンヨルさん(73)に対して、「将軍様(金正日総書記)の意を受けて統一を果たしたい」と言い、「将軍様」と「統一」を繰り返し強調した。これに対して弟のヨンヨルさんは、親戚の話で賢明に話題を変えようとしたがスヨルさんがこれに応じず、よそよそしい雰囲気が演出された。

また北朝鮮のソ・ヨンスクさん(72・女)と二人の息子が韓国の兄弟たちと面会する場面では、宗教問題でしばらくぎこちない空気が漂った。韓国の家族たちは、「私たちはつらいことがあると、神様に頼る。そうすると憂いが晴れるので」と言うと、ソさんの息子たちは、「私たちにも信仰の自由があります。それでも私たちは将軍様だけを信じています」と答え、しばらく会話が途切れた。



gun43@donga.com