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三星電子、3四半期の営業利益が2兆ウォン

三星電子、3四半期の営業利益が2兆ウォン

Posted October. 15, 2005 07:52,   

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「半導体携帯電話液晶表示装置(LCD)は悪くないが、家電事業は再び赤字へ」

三星(サムスン)電子は14日、第3四半期(7〜9月)に売上高14兆5380億ウォン、営業利益2兆1252億ウォン、純利益1兆8840億ウォンの実績を上げたことを発表した。

営業利益は第2四半期(4〜6月)に比べ28.8%増加したものの、昨年の第3四半期に比べ22.5%の減。情報技術(IT)産業の景気回復がやや遅れていることを示した。

半導体はMP3プレーヤーに使われるナンドフラッシュメモリーの需要が急増し、パーソナルコンピューター(PC)などがシーズンを迎えたこともあって、売り上げが2四半期に比べ10%伸びた。しかし、半導体部門の収益性指標である営業利益率(営業利益を売上高で割った数値)は29%で、昨年3四半期(41%)に比べ大幅に低下した。

三星電子は国内本社、ハイニクス半導体は海外の子会社を含めて集計したが、三星電子の営業利益率は四半期基準で初めてハイニクス(31%)より低くなった。

情報通信部門では、携帯電話が四半期(3ヵ月)単位では最も多い2680万台が売られたが、市場競争の激化により、営業利益率は12%台に止まった。三星電子は、「ブルーブラックホン」と第3世代携帯電話の海外販売が好調を示していることから、今年の販売量が1億台を上回るものと期待している。

LCDは7世代生産ラインの不良率が改善され、需要も伸びたことから、売り上げが2四半期に比べて26%も増加し、営業利益も3000億ウォンへと増加した。三星電子は、年末のシーズンを迎え、4四半期(10〜12月)には需要が7%ほど伸びて、全体的に供給不足が発生すると予想している。

デジタル・メディア事業は営業赤字の規模が2四半期の500億ウォンから3四半期には200億ウォンへと、多少減少した。会社側は、海外生産が9割を占めていることを勘案すれば、黒字だと説明した。

生活家電部門は、エアコンのシーズンが終わって販売量が大幅に減少し、売上高が2四半期より15%も減って、営業利益は400億ウォンの赤字へ転じた。

朱尤錝(チュ・ウシク)三星電子IR担当専務は、「米国に半導体工場を建設するかどうかがまもなく決まる見通しだ。LCDも8世代ラインの投資やソニーとの投資拡大策などについて多角的に検討している」と話した。



nirvana1@donga.com