Go to contents

金大中政権の国情院、韓国人盗聴は1日20件

金大中政権の国情院、韓国人盗聴は1日20件

Posted October. 13, 2005 07:06,   

한국어

金大中(キム・デジュン)政権の国家情報院(国情院)による盗聴事件を捜査している検察は12日、当時の国情院傍受担当部署だった8局職員たちから「金銀星(キム・ウンソン=拘束収監)容疑者が国内担当次長に在職中の時期(2000年4月〜2001年11月)に、韓国人同士の電話通話を一日平均20件ほど盗聴した」という供述を確保した。

職員らは検察の調べに対して、「そのなかで重要な通話内容1、2件は対話者、場所、時間などを記載して8局長が金元次長と国情院長に毎朝、『通信情報』報告書の形式で作成して提出した」と供述した。

ソウル中央地検道庁捜査チームは、当時の国情院が裁判所から令状を取らないで盗聴することができる「大統領承認書」を一部の電話局に提出したが、韓国人同士の通話傍受は大統領承認事項ではないため、これらのすべては不法だったとみている。

また、同職員らから「金容疑者が次長に在職していた当時、8局傘下の『R2傍受チーム』のほかに捜査目的の有線電話だけを対象とする傍受チームが別途運営された」という供述と資料などを確保した。

検察は国情院がR2を開発してテスト運用した当時の国情院長だった李鍾賛(イ・ジョンチャン)氏に、来週初めに検察庁に出頭するよう連絡した。



woogija@donga.com