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洪明甫、代表コーチに選任 ベルベク首席コーチが強く推薦

洪明甫、代表コーチに選任 ベルベク首席コーチが強く推薦

Posted September. 27, 2005 05:56,   

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「明甫さん、私たちでもう一度やってみせよう」

「私よりも指導者教育を着実に受けている黄善洪(ファン・ソンホン)のような適任者が多いのに…」

韓国サッカー代表チームの「永遠の長兄」洪明甫(ホン・ミョンボ、36)大韓サッカー協会理事が、06年W杯ドイツ大会に向けたアドフォガート監督率いる代表チームにコーチとして加わることになった。

カン・シンウ協会技術局長は26日、オランダ出身のディック・アドフォガート(58)監督を補佐するコーチ陣に洪理事を選任したと発表した。カン局長は、「アドフォガート監督が23日、電子メールを通じて洪理事を代表チームのコーチに選任するよう要請してきた。そこで、我々が推薦するよりは、監督が望む人を選任するほうがよいと判断して、そのように決定した」と述べた。

洪理事の側近によれば、02韓日W杯の時、洪理事に目に付けていたフィム・ベルベク(48)首席コーチが、強力なカリスマで後輩を統率する洪理事に魅了されて、コーチとして積極的に推薦した。ベルベク首席コーチは韓国行きが決まったあと、洪理事に電話をかけて積極的に説得する熱意を見せた。

しかし、洪理事は、「指導者の勉強を始めたばかりの私よりも、体系的に指導者教育を受けてきた黄善洪・全南(チョンナム)コーチが適任だ」として断ったという。しかし、ベルベク首席コーチの助言を聞いたアドフォガート監督が強力に洪理事を望み、李会沢(イ・フェテク)技術委員長も洪理事を説得したすえ、危機に陥っている韓国サッカーを救うという気持ちでコーチ職を受諾したものと見られる。

現在、国内に滞在しつつ指導者課程と大学院の博士課程の準備をしていた洪理事は、「アドフォガートという名将と韓国に詳しいベルベク首席コーチがいるから、私の不足な部分を補ってもらえると思い受諾した。学ぶ姿勢で最善を尽くす」と述べた。

これでアドフォガート監督は、ベルベク首席コーチ、洪明甫コーチ、アフシン・ゴトビ(40、米国)ビデオ分析官のコーチングスタッフの陣容を整えた。一方、アドフォガート監督は29日午前10時5分、オランダ航空KL865便でベルベク首席コーチとともに韓国入りする。



yjongk@donga.com