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「ボンフレールの運命」23日の技術委員会で判断

「ボンフレールの運命」23日の技術委員会で判断

Posted August. 19, 2005 03:04,   

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18日午後、ソウル鍾路区新門路(チョンログ・シンムンロ)のサッカー会館3階の大韓サッカー協会技術委員会の事務室には、普段はなかった「立ち入り制限」の張り紙が張り出されていた。同日、数十名の記者が駆けつけて熱い取材競争を展開するほど関心が集中したボンフレール韓国サッカー代表チーム監督の進退をめぐって、非公開で技術委員会が対策会議を開いた。

会議後、カン・シンウ技術委員会副委員長は、「まだ公式な立場がまとまっていない」と述べ、ボンフレール監督の進退に対する最終決定を先送りにした。

すると、来年の06年W杯ドイツ大会で韓国サッカーがW杯4強にふさわしい地位を取り戻すためには、どういう方法が一番良いのだろうか。サッカー協会の内部では、「ボンフレール監督体制を維持しつつ、これまで表面化した問題点を総点検し、補完策をまとめよう」という意見が出ている中で、果たしてどんな方策が韓国サッカーを立ち直らせる道なのかに関心が集まっている。

▲更迭するには時間があまりない〓チャン・スンピル競技委員長は、「W杯本選が9ヵ月後に迫っている現時点で、新しい外国人監督に替えるには期間が短すぎる」と述べた。チャン委員長は、「首席コーチを補完し、W杯の6ヵ月前からは最大限多くの時間を訓練できるよう球団の協調を要請するのが急務だ」と述べた。通常、外国人監督を交替させるには2ヵ月以上がかかる上、新監督も選手を把握しテストに数ヵ月はかかるというのがチャン委員長の見解だ。

▲外国監督が駄目なら、韓国人監督を〓韓国人監督を迎え入れる場合、選手への把握時間を減らせるという意見もある。しかし、某プロ球団監督は「こうした状況で誰も代表チームの監督を受け入れようとしないはず」と述べた。現在の厳しい世論に立ち向かうためには、自分の主観をしっかりと貫かせられるカリスマ性を持っている監督が求められるが、こうした韓国人指導者はあまりいないということ。

▲ボンフレール体制に希望はあるのか〓ボンフレール監督は、「長期の招集訓練を一度もまともに行えない状態では、実験を続け、後遺症を患うしかない」と主張する。しかし、これまで浮き彫りになった問題は、彼の選手起用の戦術や創意力が足りないということ。ボンフレール監督の不足なところを、これから技術委員会の支援などを通じて補うことができるかどうかを慎重に検討した後、監督の進退を決めるべきだと専門家は指摘している。

▲非難よりは批判を〓ハ・ジェフン技術委員は、「選手たちにとっては父親のような監督をホーム球場で行われたサウジアラビア戦でのように冒涜するのは、プロの試合でもめったに見られない場面だ。こうしたファンの反応に選手たちが傷つき、そのため、試合で無理な姿を見せた」と述べた。非難ではなく、批判をしてくれれば、ボンフレール体制にも希望はあるというのがハ技術委員の見解だ。

一方、サッカー協会は23日に技術委員会を開いて代表チーム監督を更迭するかの問題を含めて、全体的な計画について話し合う計画だ。



jaeyuna@donga.com