Go to contents

朴槿惠代表が泰陵選手村訪問 李エリサ氏とは30年の知己

朴槿惠代表が泰陵選手村訪問 李エリサ氏とは30年の知己

Posted August. 06, 2005 06:18,   

한국어

「他のことは全部譲歩できても、思いっきりトレーニングすることだけは諦められません」(李エリサ泰陵選手村長)

「スポーツほど国民に勇気と力を与える分野はないと思います。選手たちが心配せずに、トレーニングが一生懸命できるよう最大限努力します」(朴槿惠ハンナラ党代表)

韓国のウーマンパワーを象徴する朴槿惠(パク・グンヘ)ハンナラ党代表と、今年4月に泰陵(テルン)選手村60年史上初めて女性首長に選ばれた李エリサ氏が見会した。

5日、朴代表が同党の文化観光委所属国会議員たちとともに、泰陵の選手村を訪問した。

先月末に李エリサ選手村長が「予算不足で冬の2ヵ月間、選手村を運営できない状態」と状況を報告した後では初の外賓訪問だったが、話題はやはり選手村の財政難に関することだった。

1952年生まれである朴代表と2歳年下の李村長は、30年前以来の知合いだ。1974年、故・陸英修(ユク・ヨンス)女史の逝去以後、母親の代わりにファーストレディーの役目をした朴代表が1975年、「陸英修女史盃卓球大会」で始球したことが契機となり、付き合いが始まった。

朴代表は1時間余りの間、李村長とともに徒歩で重量挙げ、体操、跆拳道(テコンドー)、ホッケー、レスリング、バドミントンのトレーニング場を訪問し、選手たちを励ました後、選手食堂で昼食を共にした。

李村長は、「全てに対策が急がれるが、その中でも二つは本当に至急な問題だ。今年、選手村の純粋なトレーニング予算は98億ウォンで、人気プロスポーツ1チームの予算よりも少ない。このお金では105日しかトレーニングできない。年間180日は訓練ができるように援助して欲しい。さらに、太白(テベク)分村には陸上トラックしかない。室内体育館が必要だ」と建議した。

これに対して朴代表は、「国民体育進興法を改正し、不人気種目の実業チームを創立する企業に税制恩恵を与えるなど対策を設ける」と、肯定的な回答をした。



jeon@donga.com