Go to contents

金総書記発言に「外交的な戦略かも」 小泉首相が慎重姿勢

金総書記発言に「外交的な戦略かも」 小泉首相が慎重姿勢

Posted June. 20, 2005 03:05,   

한국어

日本政府は、金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮総書記が鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官との会談で「6者協議への復帰」意思を明らかにしたことに対して、歓迎の意思を表明しながらも、真意が何かをもう少し見守るとの反応を示した。

日本政府関係者は、20日開催の韓日首脳会談で、日本側が北朝鮮の核問題と「金・鄭会談」を主要議題に取り上げると伝えた。

小泉純一郎日本首相はこれに先だち17日、「(金総書記の発言は)外交的な戦略であるかも知れない」とし、「北朝鮮は6者協議になるべく早く参加した方が良いと思う」と語った。

安倍晋三自民党幹事長代理は金総書記の発言に対して、「非常に望ましいことであり、金委員長には必ず思い切った決断をしてほしい」と話した。

日本の政界の代表的な対北朝鮮タカ派である安倍幹事長代理が、金総書記に対する日本政界の呼称である「総書記」の代わりに「委員長」を使って友好的な発言をしたのは異例なことだと、日本の各マスコミは伝えた。

一方、読売新聞は金総書記が今度の会談を利用して、韓米首脳会談で核問題の平和的解決意思を明らかにした盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の体面を立たせると同時に、米国などから出ている「国連安全保障理事会への持ち込み論」に対立して時間稼ぎに出たと指摘した。



parkwj@donga.com