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「フィッシング詐欺」被害、今年に入ってから急増

「フィッシング詐欺」被害、今年に入ってから急増

Posted June. 09, 2005 06:35,   

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インターネットで金融情報を盗み出す「フィッシング(Phishing)詐欺」の被害申告が急増している。

韓国情報保護振興院(KISA)は8日、先月、フィッシング詐欺被害申告が計97件受け付けられ、これは4月に比べ47%増加した数値だと発表した。また、今年初から5月まで受け付けられたフィッシング詐欺申告が352件を記録し、既に昨年全体の数値である200件を遥かに超えたと付け加えた。

フィッシング詐欺とは、個人情報(Private Data)と釣り(Fising)の合成語で、犯罪者が餌で餌食を誘引するように、インターネットユーザーを誘引して個人情報を盗み出すという意味で作られた用語だ。犯罪者は大抵、金融機関サイトや電子商取引サイトのように偽装されたサイトにユーザーを誘引し、クレジットカード番号や接続パスワードを入力する時、これを盗み出す。

一方、KISAは1月61件、2月64件、3月64件、4月66件の60件余りぐらいだったフィッシング詐欺申告件数が、5月には急に97件に急増し、受け付けられてない実際のフィッシング詐欺事件は統計より遥かに多いものと推定されるとし、ユーザーの注意を呼びかけた。



金相勳 sanhkim@donga.com