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朴賛浩、100勝の大記録達成

Posted June. 06, 2005 06:35,   

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「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ、32、テキサス)が、米大リーグで100勝の大記録を達成した。朴賛浩は5日、カウフマン・スタジアムで行われたカンザスシティとの遠征試合で先発登板して、5回までに11安打を許して6失点したが、打線の爆発的な支援に支えられ、テキサスが14—9で逆転勝ちしたことを受け、幸運の勝利を収めた。

1994年漢陽(ハンヤン)大学2年生を終え、韓国人として初めて大リーグに進出して以来デビュー12年目。フルタイムのビックリーグ生活10年目で、汗と涙で築き上げた通算100勝(73敗)。大リーグ130年の歴史上542人目であり、現役としては40人目、東洋人としては日本の野茂秀雄(121勝106敗、タンパベイ)に続いて2人目の100勝である。

「まだまだ先は遠い」と謙遜に感想を述べた朴賛浩は、「一人で作った100勝ではない。声援してくれたファンと仲間に感謝する」と話した。

同日、朴賛浩は摂氏28度に湿度60%という蒸し暑さの中で、試合の序盤こそ苦戦したが、3回1死後からは今シーズン初めての4打者連続三振を奪い、逆転の足場を整えた。

朴賛浩の快挙は、1905年YMCAの宣教師フィリップ・ジレットが野球を韓国に初めて普及させてから100年になる今年の意味を、さらに輝かせてくれた。特に朴賛浩は、LAドジャーズから02年テキサスに移籍した後、負傷とスランプに悩まされ、昨年までの2年間で5勝に止まったが、今年に入って厳しいリハビリ訓練の末5連勝を上げ、すでにシーズン6勝(1敗)をマークし、華麗な復活をなしとげた。



金鍾錫 kjs0123@donga.com