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1兆ウォンの私債で1058億の利子所得を脱税

1兆ウォンの私債で1058億の利子所得を脱税

Posted May. 11, 2005 23:38,   

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1兆ウォン台の私債を運営しながら、1058億ウォンの利子所得を隠した私債業者が摘発された。

国税庁は11日、10年余りの間、計1兆ウォン規模の私債を運用して1058億ウォンの利子所得を得たにもかかわらず、税金をまともに出さなかった私債業者のL氏など、18人を摘発して検察に告発したと発表した。

私債規模が1兆ウォンを越え、税務機関に隠した所得が1000億ウォンを上回るという点が目を引く。

国税庁はL氏など4人に対し租税犯処罰法を、残り14人は貸し付け業法違反を適用したという。国税庁は4月12日から、陰性・脱税者270人に対し総合税務調査を行なっている。

L氏は90年代の半ばから10カ所に事務室を開いた後、13人の偽装名義者(俗称「ズボン」)の名前で金銭貸し付け契約書を作成する手法で脱税をしたことが明らかになった。

彼は計1兆87億ウォンの私債を運用したにもかかわらず、国税庁に申告した私債は18億ウォンに過ぎなかったことと調査された。

国税庁によれば、L氏は私債資金で400億ウォン規模の土地投機をし、これを担保で貸し出しをしてもらい、私債資金を増やし続けてきたという。

企業の売上げを隠して造成した資金で無登録私債業をしたり、お金を返済できなかった女性に売春まで強要した業者も摘発された。

今回告発された私債業者らは月15〜25%の利子を受け、所得を隠すため貸し出し内容を暗号で記録する方法も使った。

国税庁は、「脱法私債業者は検察に告発するなど強力対応する一方、正常な私金融業に対しては庶民金融安定のため税務干渉を自制する方針」と言った。



libra@donga.com