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春のプロ野球、全球場で満員御礼

Posted April. 05, 2005 23:09,   

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気温20度を上下し、野球をやるには快適な初夏のような気温。しかも、休日の植樹の日を迎えて、プロ野球は一日最多観客記録を更新した。

蚕室(チャムシル)球場は3万500人、社稷(サジック)球場が3万人、文鶴(ムンハク)球場の3万400人、大田(テジョン)球場の1万500人と、全野球場が満員となり、総観客は10万1400人だった。1日の観客が10万人を越えて、4球場が全部満員になるのはプロ野球史上では初めてのこと。これまでの最多観客は1991年8月18日の8万5241人だった。

ファンたちの熱い声援に応えるかのように、3球場で逆転劇が演じられるなど手に汗を握る名勝負が繰り広げられた。

30年来の友人だが、今やライバル関係にある三星(サムスン)の宣銅烈(ソン・ドンリョル)監督と李スンチョルLG監督が采配を取って初めて対戦した蚕室では、二転三転の挙句に三星が7−5で勝ち越し勝利を収めた。

三星は、3−5でリードされた8回2死満塁で金ハンス選手が2塁打を、続いて金鍾勲(キム・ジョンフン)選手が適時打を放ち、一挙に4点を取って勝機をつかんだ。金ハンスは、1−2でリードされていた5回に勝ち越し2点本塁打を、7回には安打と得点を、8回は同点に追い付く2塁打を放つなど、4打数3安打4打点3得点という猛打を振るい、勝利の殊勲選手になった。宣監督は開幕3連勝、李監督は3連敗となった。

勝利は逃したもののLGのソ・ヨンビン選手は、公益勤務による2年8ヵ月の空白を乗り越えて6番1塁手で先発出場し、1−2でリードされた5回に同点2塁打を飛ばし、ホーム観客から熱い喝采を受けた。

師弟間の対決となった韓火(ハンファ)の金寅植(キム・インシク)監督と金ギョンムン斗山(トゥサン)監督の初対戦は、韓火の6−5勝利で終わった。2003年まで斗山を9年間采配した金寅植監督は、金ギョンムン監督の前任者だ。

韓火は0−4でリードされていた7回、8人の打者が犠牲フライ1個を含めて7連打数出塁をして同点を作った。その後、さらに4−5でリードされた8回には同点ソロ本塁打を、続く1死1、3塁でペク・スンリョン選手の犠牲フライで決勝点を奪った。



zangpabo@donga.com