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サウジ戦控え不安な勝利 韓国代表、ブルキナパソに1−0勝利

サウジ戦控え不安な勝利 韓国代表、ブルキナパソに1−0勝利

Posted March. 21, 2005 22:28,   

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「煙幕なのか、本当の実力なのか」

サッカーの韓国代表チームが、06年W杯ドイツ大会に向けたアジア地域最終予選のサウジアラビア戦を控えて行なわれた最終模擬テストで不安な姿を見せた。

韓国は21日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ・アル・ナスルスタジアムで行われた西アフリカのブルキナパソ(FIFAランキング84位)との親善試合で、後半10分、金相植(キム・サンシク)の決勝ゴールに支えられ、1—0で辛うじて勝った。ボンフレール号は昨年7月にスタートして以来、8勝3敗5分けを記録した。

海外派の主力選手が合流せず、金南一(キム・ナムイル)と金斗鍱(キム・ドゥヒョン)が負傷でベンチを温めるなど主力が大勢抜けたとは言え、サウジアラビアと似たようなスタイルだがサウジより下の相手を、韓国は効果的に攻略できなかった。クロスは荒々しくて、パスの脈も頻繁に途切れた。守備ラインは相手の瞬間的なカウンターとミドルシュートを前もって遮断できず、失点の危機を数回迎えた。

韓国は鄭暻鎬(チョン・ギョンホ)、南宮道(ナムグン・ド)、李天秀(イ・チョンス)のスリートップ、金東進(キム・ドンジン)、金正又(キム・ジョンウ)、金相植、朴圭善(パク・ギュソン)がMF、朴載弘(パク・ジェホン)、柳想鉄(ユ・サンチョル)、朴東赫(パク・ドンヒョク)が守備ライン、金永光(キム・ヨングァン)がGKに出た。

韓国は前半8分、ブルキナパソのエルマン・ウェドラオゴがアーク正面から放った25mのミドルシュートがゴールボストの右側に当たる危機を迎えた。前半31分にも相手のカウンターに守備ラインが崩れたが、金永光のファインプレーで危機を兔れるなど守備も不安定だった。

韓国は後半10分、金東進が上げたコーナーキックを守備がヘディングでクリアしたボールが再び守備に当たり、ボールボストに向かうものを金相植がターニングシュートに繋げ、決勝ゴールを決めた。金相植は00年10月、アジアカップ以後、4年5ヵ月ぶりにAマッチ(国家代表間試合)でゴールを記録した。

韓国は26日午前1時45分、サウジアラビアと06W杯ドイツ大会アジア最終予選の決戦を繰り広げる。



梁鍾久 yjongk@donga.com