Go to contents

島根県が「竹島の日」条例案上程…県の市民は冷めた反応

島根県が「竹島の日」条例案上程…県の市民は冷めた反応

Posted February. 28, 2005 16:25,   

한국어

23日午前11時3分。日本島根県松江市の県議会で拍手が湧き出た。

自民党所属議員が毎年2月22日を「竹島(独島)の日」に決めようという内容の条例案を提案説明した直後だった。形式的な審議と議決手続きは残ったが、在籍議員38人のうち35人が賛成しており、「竹島の日」は事実上制定されたも同様だ。島根県議会事務局の関係者は「条例案は審議を経て3月19日に議決される予定だ」と話した。

1905年、独島を一方的に付属領土に編入した島根県住民100人余りが、条例案の上程瞬間を見守った。20代の青年2人は散会直後席を立ちながら「昨日(22日)100周年に合わせて上程したらもっと良かったのに…」とし、満足そうな笑みを浮かべた。

議会の浮き立った雰囲気と違い、松江市の雰囲気は概してこの問題に無関心そうだった。県庁舍の敷地に設置された電光板には独島領有権主張が流れていたが、市内の駅とバスターミナルなどどこにも独島問題を取り上げる看板は見えなかった。

あるタクシー運転手は上程の話を聞いて「数日前から車が市内を回りながら騷いだけど、その問題だったか」とし「議員らは韓国と問題を起こすことより経済建て直しにもっと力を傾けてほしい」と話した。

島根県と1989年10月、姉妹縁組を結んだ後、公務員を相互派遣してきた慶尚北道(キョンサンプクド)は直ちに声明を発表して「韓日友情年を迎え多様な交流事業を推進している雰囲気に水を差す行為だ」とし、遺憾を表明した。

韓国政府は同日、李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部報道官名義の論評を出して「歴史的かつ地理的、国際法的に明白な我が領土である独島に対する主権侵害行為」とし「条例案の早急な廃棄を強く促す」と明らかにした。論評はまた「政府は、日本が真に韓日友好関係の発展を希望しているのか疑わざるを得ない」とし「独島領有権を侵害しようとするいかなる試みに対しても断固として対応していく」と付け加えた。



崔聖眞 hanscho@donga.com choi@donga.com