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「国会議員倫理宣言」、採択巡ってはぐずぐず

「国会議員倫理宣言」、採択巡ってはぐずぐず

Posted February. 27, 2005 22:32,   

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国会倫理特別委員会が最近、「国会議員倫理宣言」の採択をめぐり生ぬるい態度を見せ、国会改革を打ち出していた第17代国会の「初心」が色あせたという非難を受けている。

倫理特委によると、22日の全体会議で6項からなる「国会議員倫理宣言」を採択し、25日の本会議で発表しようと草案まで準備したが、議員たちの反対で延期された。

22日の会議に上った宣言文の草案は、△侮辱的な言動の禁止、△悪意ある人身攻撃及び虚偽主張の禁止、△委員長席及び本会議議長席占拠の禁止、△本会議及び常任委に必ず出席、△本会議及び常任委の開会・散会の時間厳守、△地位を乱用した不当利得の企図及び代価授受の禁止、を規定している。

野党ハンナラ党の幹事である徐秉洙(ソ・ビョンス)議員は同日の会議で、「『委員長席及び本会議議長席を占拠しない』という内容は、野党の立場から現実的に可能かどうかは疑わしい」としながら、「(与党が)数の力で押しやれば、現実的に方法がない」と主張した。

与党ヨルリン・ウリ党の宣炳烈(ソン・ビョンリョル)議員も、「対外的に宣言をしたものの、依然として空席で時間通りに会議が開会されなければ、国民はまたも失望する」とし、「対国民宣言よりも、内部の決心や国会議長、倫理特委の勧告方案を模索しよう」と一歩後退した。

結局、議員たちは、与野党の幹事であるウリ党の李相鏜(イ・サンミン)議員とハンナラ党の徐議員に文案修正を委任したが、両党はまだ協議も始めていない。

草案を作成した李相鏜議員(倫理特委傘下制度改善小委委員長)は、「ソウル大学大学院にアンケート調査を依頼して、国民の指摘が多い順にまとめたものだ」とし、「これだけは守ってほしいという要求をそのまま盛り込んだので、禁止条項が多いのは事実」と話した。

倫理特委は、早ければ3月2日の本会議で修正案を発表する計画だが、特委所属以外の議員たちにも同意を得る手続きを考慮すると、4月の臨時国会でも難航する可能性が高い。

この他に、国家機密の暴露と対立政党の議員を誹謗した発言を理由に、先月ハンナラ党の朴振(パク・ジン)、鄭文憲(チョン・ムンホン)、ウリ党の安泳根(アン・ヨングン)議員に下された「本会議長からの警告」決定は、まだ本会議に上程さえされていない。特委側は、一部議員たちの反発を考慮して、懲戒審査報告書を整えるためと説明しているが、国民の眼を避けることはできない状況だ。

昨年、懲戒要求案が上程された議員約10人に対する懲戒審査も、4月の臨時国会で行なわれる見通しだ。



崔虎元 bestiger@donga.com