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民主労働党の権議員、首相の謝罪受けて断食解く

民主労働党の権議員、首相の謝罪受けて断食解く

Posted December. 05, 2004 22:58,   

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自分の地方区事務室に警察が乱入したことに抗議して、先月29日から国会本庁の前で断食ストをしてきた民主労働党の権永吉(クォン・ヨンギル)議員が5日午後、李海瓚(イ・ヘチャン)首相の謝罪を受けて、7日間の断食ストを解いた。

李首相は同日、断食ストをしている権議員を訪ね「(謝罪が)遅れた。(警察の乱入過程で)礼儀を守らなかったことに対してお詫びする。もう立ち上がってもらえないか」と、お詫びの意を述べた。これに対して、権議員は首をうなずいて謝罪を受け入れた。李首相はさらに「いろいろと予想できなかった事態に対して反省している。再発防止のために努める」とも話した。

権議員は李首相と別れた後、断食中断の記者会見を行い「断食ストは現政権に真の改革を実現しろ、という強い要求の表現だ」とし「断食ストで国民と同僚国会議員らに心配とご迷惑をかけて申し訳ない」と話した。権議員は同日午後、ソウルの病院で検診を受けた。

一方、李首相の同日の謝罪訪問と権議員の断食スト解除について、双方の理解がかみ合った結果、との見方が支配的だ。

2日、国会の議決定足数不足で、公正取引法改正案を処理できなかったヨルリン・ウリ党とては、今後の国家保安法廃止案の処理過程などで第3党である民主労働党の協力が切実だからだ。民主労働党としても、与党に対する非協力がハンナラ党を助ける結果になることを意識せざるを得なかった模様だ。



李承憲 ddr@donga.com