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40代の所得、50代を大きく上回る 背景に企業のリストラ

40代の所得、50代を大きく上回る 背景に企業のリストラ

Posted December. 05, 2004 22:58,   

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今年に入ってから、40代後半労働者の家計所得が50代初めの労働者のそれを大きく上回る「所得逆転」現象が表われている。

このような所得逆転現象は、企業の構造調整で50代初めのリストラが多くなったためと分析される。

5日、統計庁が発表した「都市労働者家計収支動向」によると、今年第3四半期(7〜9月)の年令別月平均世帯所得(世帯主年齢基準)は、45〜49歳が356万3ウォンで最も多く、次が△40〜44歳=341万7677ウォン△50〜54歳=339万8748ウォン△35〜39歳=319万2045ウォン△55歳以上=308万5260ウォンの順だった。

世帯主の年齢が45〜49歳である家庭の月平均世帯所得は、昨年第4四半期(10〜12月)までは318万6806ウォンで、50〜54歳の332万2482ウォンより少なかったが、今年第1四半期(1〜3月)には346万2862ウォンで、50〜54歳の328万9404ウォンを越えた後、3四半期連続最高を記録した。

45〜49歳の四半期別世帯所得が50〜54歳の所得を越えたのは、02年第1四半期以後2年ぶりで、3半期連続最高を記録したのは「1992年第3四半期〜1993年第1四半期」以後11年6ヵ月ぶりのことだ。

特に、今年の場合、40代後半と50代初めの所得逆転の差が過去の事例より遥かに大きく、「所得逆転」現象が固定化する可能性が高いという分析が出ている。

統計庁は、このような所得逆転現象に対し、「50代以後の年令層が最初の職場から退職した後、月給の少ない他の職場に移ったため」と説明した。



孔鍾植  kong@donga.com