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放送委、SBS再許可推薦の可否を今日決定

放送委、SBS再許可推薦の可否を今日決定

Posted November. 28, 2004 23:04,   

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放送委員会(委員長:盧成大(ノ・ソンデ))は29日午後、全体会議を開き、放送収益の社会還元が問題となって再許可の推薦が見合せられているSBSの電波使用について、情報通信部に許可するよう推薦するかどうかを最終的に決める。

地上波放送社の再許可推薦審査委員長の成裕普(ソン・ユボ)放送委員は28日、「再許可の推薦を決めた場合は、所有と経営分離などの条件付きの推薦になるだろう。もし、推薦の可否のいずれかに意見がまとまらなかった場合は、決定が伸びる可能性もある」ことを明らかにした。

同委員会は、尹世栄(ユン・セヨン)SBS会長が1990年のSBS設立当時、毎年税引き前利益の15%を社会に還元するとした約束を破ったという政界からの問題提起を受け、来月末までで電波使用の許可が切れるSBSへの再許可推薦の決定を見合わせてきた。

同委員会の関係者は「法律諮問委員に問い合わせたところ、尹会長の社会還元約束が放送事業を許可する前提条件として法的拘束力を持つという意見と、持たないという意見がきっこうしているため、最終結果を予測するのは難しい」と話した。

SBSは今回の再許可推薦の審査過程で社会還元の約束が問題となると、設立当時に約束していたが、まだ還元していない511億ウォンのうち、300億ウォンを3年間にかけて分割払いすることにしている。また、これとは別に、来年からは毎年、純利益の10%を社会に還元する考えを明らかにした。



李珍暎 ecolee@donga.com