「9・9時局宣言」を主導した各界の元老たちは「危機に瀕した現在の時局を広く知らせなければならない」とし、政府与党に対する対応活動を全国的な規模で展開していく方針だ。
このために、鄭起勝(チョン・ギスン)「憲法を考える弁護士会」会長、安応模(アン・ウンモ)前内務部長官、金東吉(キム・ドンギル)延世(ヨンセ)大学名誉教授、李東馥(イ・ドンボク)元国会議員、李相薫(イ・サンフン)在郷軍人会長、呉滋福(オ・ザボク)星友(ソンウ)会長など元老10人余りは15日午前7時半、ソウル中区奨忠洞(チュング・チャンチュンドン)ソウルクラブで朝食会を行うことにした。
李元議員は「国民の間に非常時局という共感を形成するのが重要だ」とし「朝食会合で具体的な活動方向を決める」と話した。この席では、△元老たちによる地方巡回講演、△国家保安法廃止反対のための市民署名運動、△各政党リーダーや政府関係者を招いたシンポジウム開催などが議論されるという。
朝食会に参加する予定であるある元老は「『時局に対する診断及び対応策』を主題にした地方巡回講演に加えて、国家保安法廃止に対する反対署名運動を展開する」とし「各保守団体とも連携して国家保安法廃止に対する反対運動を大々的に行っていく」と話した。
一方、元老会合の事務局の役割をしている自由市民連帯の金久夫(キム・グブ)事務総長は「6000人余りに時局宣言参加同意書を送り、今まで1500人余りが参加した」とし「元老署名運動も続けていく計画」と話した。
趙梨榮 lycho@donga.com






