リチャード・バウチャー米国務省報道官は23日、ブリーフィングで「米国は北朝鮮住民のために世界食糧計画(WFP)に5万tの農産品を提供することにした」とし「これは北朝鮮政府の政策に対する私たちの憂慮とは関係なく、北朝鮮住民の苦痛を軽減するためのものだ」と話した。
バウチャー報道官は、食糧支援が6者会談と関連があるかという質問に「私たちは6者会談と関係なく、北朝鮮住民を助けてきた」と答えた。
同報道官は、米国がこれまで北朝鮮に対して提起してきた食糧分配の透明性の問題と関連して「この6ヶ月間、北朝鮮当局が食糧分配の場所に対する監視をさらに多く許容したとWFPが知らせてきた」とし、一部改善が見られたことを示唆した。
同報道官は「まだ国際基準には及ばないだけに私たちは北朝鮮、WFP、他の食糧提供国とともに分配監視がもっと容易になるように引き続き議論する計画」と明らかにした。
權順澤 maypole@donga.com






