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「韓国国会、大統領非難が惰性に」…韓国政府高官が日本で批判

「韓国国会、大統領非難が惰性に」…韓国政府高官が日本で批判

Posted March. 09, 2004 23:19,   

金秉準(キム・ビョンジュン)政府革新地方分権委員長は9日、「韓国国会の大統領非難は惰性になってしまっている。国民を疲れさせ、国益の損失を招くだけだ」として、「旧態依然のやり方を繰り返している『国会権力』は、4月の総選挙で変わるべきだ」と主張した。

金委員長は同日、日本の東京で駐日韓国大使館と毎日新聞が共同主催した「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権1年の評価と今後の韓日関係」というシンポジウムの基調演説で「政界の大々的変革が国民の共感を得ているため、4月の総選挙の展望は明るい」と付け加えた。

金委員長の国会批判及び議員変革発言は、ヨルリン・ウリ党への支持発言と解釈される可能性があり、議論が予想される。

金委員長は「現在の国会権力は国務委員解任提案を乱発し、改革的な監査院長の任命同意を拒否した。また、捜査中の事件に対する頻繁な特別検事制導入で混乱を生じさせ、国家機能を歪曲させた」とし、「あげくの果て、国会が国家発展の足かせになっているという評価まで受けている」と主張した。

金委員長はあらかじめ配布した原稿で「今回の総選挙で政権党のヨルリン・ウリ党が勝利できない場合、これは大韓民国史上最も悲しい出来事になるだろう。これまで動いてきた改革の動力が水泡と帰してしまうからだ」と書いたが、演説直前、駐日大使館を通じてこの部分を削除した。



朴元在 parkwj@donga.com