総合株価指数が1年10ヵ月ぶりに900の線を突破した。4日、ソウル株式市場で総合株価指数は前日の終値より11.62ポイント(1.30%)が上がった907.43で取引を終え、02年4月24日(915.69)以後約22ヵ月ぶりの最高水準となった。
日本や台湾などアジアの株式市場が軒並み値を上げた中で、外国人投資家が同日、買い入れした2379億ウォン分の株式を買い越して上昇ムードを牽引した。外国人投資家の買い越し規模は今月に入って、3取引日で1兆7526億ウォン、今年に入ってからは4日までで7兆932億ウォンに達した。これで取引所市場の時価総額は399兆2740億ウォンと400兆ウォンに近づき、外国人の保有株式の比重(時価総額基準)は43.0%まで跳ね上がった。
一方、個人投資者らは同日、1672億ウォン分を売り越すなど、今年に入って3兆4646億ウォン分を売り渡した。機関投資家らも4兆ウォン近い株式を処分した。三星(サムスン)電子は同日2.1%値上りの56万9000ウォンで取引を終え、終値基準で史上最高値を更新した。証券専門家らは、「アジア株式市場の全面高と外国人投資家の積極的な買い越しに支えられ、株価の急騰が相次いだ。今月中に920〜930線まで回復するものとみられる」と話した。
李康雲 kwoon90@donga.com






