Go to contents

米朝、高濃縮ウランの廃棄を協議

Posted February. 25, 2004 01:02,   

韓国に北朝鮮、それから日本、米国、中国、ロシアは25日、北京の釣魚台迎賓館内の芳菲苑で開かれた第2回6カ国協議初日の全体会議で、基調演説を通じ、北朝鮮核問題の解決策に関する各国の立場を表明した。

また、ケリー米国務省次官補(東アジア太平洋担当)と北朝鮮の金桂寛(キム・キェグァン)外務次官の率いる両国代表団は同日午後、初の米朝協議を行い、両国が隔たりを見せている「北朝鮮の高濃縮ウラン(HEU)を使った核開発の廃棄」など争点について話し合った。

韓国側首席代表の李秀赫(イ・スヒョク)外交通商部次官補は基調演説で、北朝鮮の安全保障に向けた3段階の解決策を繰り返し強調した後△6カ国協議を2カ月おきに開き△本会談が開かれる間に、次席代表級が出席するワーキンググループ会議を新設し△ワーキンググループの初会議は第2回協議終了後の2週間以内に開くこと−−を提案した。北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官は同日、あいさつで「北朝鮮政府の一貫した立場に従い、原則を堅持しながらも柔軟性を発揮して協力する」と述べた。

一方、テネット米中央情報局(CIA)長官は24日、「北朝鮮は高濃縮ウランによる核開発計画を進めていて、生物・化学兵器の製造に向けて力を入れている」と話した。テニット局長は同日、米上院情報委員会で「北朝鮮がパキスタンの核科学者、カーン博士が供与した技術に基づき、生産段階の高濃縮ウラン核計画を進めているものと、われわれは信じている」と証言した。



金昇鍊  yshwang@donga.com srkim@donga.com